エアー環境の改善

EZ Blustは重曹メディアを噴射する動力源として圧縮エアーを使用します、ユーザー様のエアー環境によっては性能をきちんと発揮出来ない場合がございます。

EZ Blustに適さない事例と改善策をご案内致します

推奨エアーコンプレッサーは3馬力以上、最低圧力0.4Mpaです。

※最高圧力が1Mpaを超える場合はEZ Blustに接続する前にエアーレギュレーターで減圧する必要があります。
※長時間の連続作業をする場合は5馬力以上を推奨しています。
ホームセンター等で購入出来る1.5馬力程のエアーコンプレッサーですと噴射時間が極端に短く作業に向きません

EZ Blustの能力=エアーコンプレッサーの能力

EZ Blustは乾燥した重曹メディアを使用する為、湿気が大の苦手です。

タンク内で重曹メディアを湿気させて噴射を不安定にさせる要因は圧縮エアーの”質”に大きく影響されます。

 

※どんなエアーコンプレッサーでも大気中の空気を圧縮する以上、生成される圧縮エアーには水分が混入します、問題は生成した後の対策となります。

エアードライヤーがあると安心ですが、

高価なのでそれ以外の方法で

極力水分を抑える方法をご紹介します。

 

・定期的にエアータンクの水抜きを行ってください。

・エアーコンプレッサーとEZ Blustを直接エアーホースで接続しないでください。

※エアーコンプレッサーで生成された直後の圧力空気は圧縮時のエネルギーで高温になっています、そして冷めると露点温度を下回り結露となります。エアータンクに水分が溜まっていくのはそのせいでありその時点で簡単な水分除去を行っています。

高温のままの圧縮空気をEZ Blust内に投入すると、EZ Blust内で冷やされ、結露となり重曹メディアを湿気させます。

・ウォーターセパレーターを各所に設置してください。

 

割と安価でも要所に設置してあると適切に水分を除去してくれますのでご活用ください。特にお勧め等はございません。

・スチール配管での接続をお勧めします。

エアーコンプレッサー〜メインタンク〜レギュレーター&セパレーター〜サブタンク〜セパレーター〜ホースリール〜EZ Blust

上記の様な接続を推奨しますがそれぞれの接続をスチール配管で行い、冷ましながらセパレータで水分除去していくのが理想的です。距離があればあるほど良いですが圧力低下にもご注意ください、特にエアーホースで距離を取ると思っている以上に圧力低下するのでご注意ください。

・高温多湿な日は作業をしない。

雨の日や湿気の多い日はエアー環境対策がされていない場合は見送るのも方法です。

上記を行なっていただくだけでも未対策時よりは大きく水分の除去が期待出来ます。

対策しても不十分な場合、多少の悪条件でも安定噴射させる「エアーブレイカー」がおススメ!

湿気によって左右されるメディアの「ダマ」、「寄り」を常時エアーを対流させ、ダイナミックに攪拌させることにより解消。
多少のメディアの湿気、悪条件な供給エアーでも供給シャフトに発生しやすい結露の発生を抑え、安定した噴射を維持する事が可能になります。